Scala関西サミット2018にエンジニア3人で発表してきました #scala_ks
Fringeのエンジニアの藤野です。
11/10(土)、11/11(日)で開催されたScala関西サミットに弊社のエンジニア3人が発表してきました!
Scala関西サミット
Scala関西サミットは今年から初の2日開催で、1日目が技術セッションで、2日目がアンカファレンスでした。
弊社は去年に引き続き、Fringe81株式会社としてSilverスポンサーでした。
セッション
セッションは天満研修センターで行われました。
発表ブースは4つで、合計26セッションありました。 セッション内容は初心者向けから中/上級者向けまでバラエティに飛んだものでした。
個人的な感想ですが、関数型に特化したセッションが比較的少なかった印象です。 一方Akkaの話題はやはり人気で、AkkaのコミッターのKonradさんをはじめとして5セッションはAkkaに関するセッションでした。
弊社エンジニアのセッション
弊社からは、去年も2人が発表しましたが、今年も3人が発表したので簡単に紹介させて頂きます。
circeから学ぶGenericProgramming入門
広告配信システムでサーバーサイドエンジニアをしている森本の発表です。
circeのエンコーダーの仕組みを通して、ScalaでGeneric Programmingを実現するライブラリであるshapelessの使い方を紹介し、Generic Programmingとはどのようなものか、その利点について紹介しました。
Scalaでの並行・並列処理戦略
Uniposでサーバーサイドエンジニアをしている藤野の発表です。
自身がScalaで開発をする過程でつまづいた所や疑問に思った点を基に、並列コレクション、Future、Akka Actorの特徴やユースケースについて整理して解説しました。
実践GraphQL in Scala
広告配信システムでサーバーサイドエンジニアをしている小紫の発表です。去年に引き続き2年連続の発表でした。
なぜGraphQLを採用したのか、どういったプロダクトの開発に採用したのかといった背景に加えて、 GraphQLなAPIサーバをどう設計し、どのようにScalaで開発していくのかについて解説しました。
懇親会
懇親会は、グランフロント大阪タワーにあるさくらインターネット株式会社様のオフィスで行われました。
豪華な食事を食べながらScalaに関しての知見の交換を行う、素敵な懇親会でした。途中、LT大会も行われました。
豪華な食事の写真はこちら
アンカンファレンス
アンカンファレンスも懇親会と同じくさくらインターネット株式会社のオフィスで行われました。
CQRSやsbtの話、Airframeハンズオン、IntelliJ入門、モブプログラミングなどのセッションが行われました。
プログラムがきまった! #scala_ks pic.twitter.com/mYivosXHz4
— SAMMY(きの子) (@aa7th) November 11, 2018
全体の感想
様々な経歴を持つScalaエンジニアの方々がお互いの知見を共有し、議論し合う、とてもアットホームな雰囲気のカンファレンスでした。
正に、きの子さんがオープニングで話された、「Scala関西Summitは、Scalaのすごい人にScalaを教えてもらうための場ではなく、Scalaに興味があるみんなで、Scalaについての知見を持ち寄る場」でした。
このようなカンファレンスを運営してくださったScala関西運営スタッフの皆様本当にお疲れ様でした! たくさんの素晴らしいセッション、豪華な食事と豪華なScalaエンジニアに囲まれた懇親会、参加者達で作り上げるアンカンファレンスといい、どれも貴重な経験ができました。 ありがとうございました!