「Azureを利用した新規プロダクト開発についてまるっと語る」を開催しました！
初めまして、Fringe81エンジニアの藤江です。 去年4月にFringe81に入社してそろそろ1年になります。 さて、今回のブログですが、2/27に弊社主催で「Azureを利用した新規プロダクト開発についてまるっと語る」というイベントを行いましたので、そのレポートを書いていこうと思います。
Azureを利用した新規プロダクト開発についてまるっと語る
前半は、弊社の新規事業「GrowLio」のシステムを構築するにあたり、なぜAzureを採用したか、どんなAzureサービスを利用しているか、などを実際の開発に即して弊社エンジニアが紹介しました。 私もGrowLioのインフラエンジニアとして、GrowLioの監視基盤として利用しているDatadogの紹介をしました。
また後半には、マイクロソフト社の平岡さんをお招きし「DevOps on Azure Kubernetes」と題して、Azure DevOpsの紹介をしていただきました。
クラウドベンダの選び方から実際の利用例、最新のAzureサービスまで包括的に学べる良いイベントになったのではないかなと個人的に思っております。
以下、それぞれのセッションをご紹介します。
数あるクラウドからAzureを選んだワケ
GrowLioでエンジニアリーダーをしている廣井の発表です。
GrowLioシステムの紹介に始まり、性能要件や技術的なチャレンジを行えるかなどどういった観点からAzureが選ばれたのかを、他クラウドとの比較を交えながら紹介しました。
AdTech on Azure - Cosmos DBを利用した配信システムのすべて
GrowLioでサーバサイドアプリケーションのエンジニアをしている森本の発表です。
広告配信システムの特徴紹介に始まり、低レイテンシ/高可用性が求められる現場でどのようなAzureサービスを採用したのか。その中心で利用しているCosmosDBの紹介とともに発表しました。
AKSを導入してわかった３つのこと
GrowLioでデータ基盤エンジニアをしている三ツ橋の発表です。
今までの開発でツラかった点を紹介し、Kubernetesを採用することでどう解消されたかを、実際GrowLioで利用しているAKS(Azure Kubernetes Service)の特徴紹介とともに発表しました。
爆速で作るAzure監視基盤 - Datadogの採用と導入 -
私の発表です。
新卒一年目のぺーぺーが監視の設計から運用までほぼ全て任されたので、なるべく楽しながら監視基盤を構築した。
という話で、特になぜDatadogを採用したかと、導入時どんな点が楽だったかを紹介しました。
DevOps on Azure Kubernetes
マイクロソフト社の平岡さんによる発表です。 AKSを取り巻く環境として、AKSの開発を行なっている人々の紹介に始まり、Azure DevOpsのツールチェーン紹介、サーバレスコンテナを実現するVirtual Kubeletの紹介をしていただきました。 発表の最後に、100台のVirtual KubeletをAKS上に立てるデモをしていただきましたが、1分程度でデプロイが完了する様子は見ていてとても感心いたしました。
懇親会
豪華な料理を囲いながら、登壇者への質問をしたり参加者同士交流を深めたり、とても有意義な時間だったかと思います。
また、お料理はマイクロソフト社からご提供いただきました。ありがとうございました。
所感
オフィス移転後初めての、弊社主催技術イベントでした。 8階だったオフィスも43階まで上がり、とても見晴らしの良い広いカンファレンスルームができたので、今回はそこを占有して開催しました。 初めて会社の人間として、登壇を行いましたが、広さも相まって私は緊張してしまいました。 発表後、twitterで感想をチラチラ見ていましたが、意図は伝わっていたようで安心しております。
懇親会でも、短い発表時間で話しきれなかった監視運用の質問をしてくださったり、また「こんな使い方をしてるよ！」といった情報をいただけたり、非常に有意義な時間を過ごせてよかったです。 また、料理も本当に豪華で美味しかったです。提供してくださったマイクロソフト社の方には感謝しかありません。
最後に、初めて運営側に回ったイベントでしたが大きな問題なく無事終了してよかったです。イベント運営に関わってくださった全ての方、参加された方にお礼申し上げます。
